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パ・リーグは人気はないが強い

野球グラウンド

プロ野球には2つのリーグがあり、通常はそれぞれのリーグは対戦しません。どちらのリーグの人気があるかとなるとセ・リーグの方が人気球団が多いです。伝統的な球団が多く、かつての名選手もセ・リーグの方が多いかもしれません。それに対してパ・リーグは実力があるとされています。確かに日本シリーズなどではパ・リーグのチームが達成するケースが多いようです。

パ・リーグの特徴としてD・H制があります。野球は9人で行うスポーツで、9人で守備をしてその9人が打席に立ちます。投手ももちろん打席に立ちますが、D・H制では投手は打席に立つ必要はありません。守備を行わない打撃専門の選手を一人加えられます。つまりは10人で行います。投手と打者がより力の対決がしやすい環境が整っているといえるでしょう。

選手の意識の違いが実力に影響しているともいえます。プロ野球選手にはドラフトを経由しなければならず、選手は球団を選べません。セ・リーグに行きたい選手もパ・リーグから指名されればそちらに入団するしかないときもあります。一部の選手は、セ・リーグに負けたくないと感じるようです。その気持ちをより野球にぶつけてくれるので、実力のある選手が多くなるのかもしれません。